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履歴書を読み手に合わせていく
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「スキル」を構成する
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「スキル」を創るための能力や資格その他
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履歴書をストーリー性の魅力のあるものに
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「キャリア」を出し尽くす
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勤務開始後の評価要素としてのキャリア、スキル
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応募・面接時の採否決定項目であるキャリア、スキル
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仕事検索時の資格要件としてのキャリア、スキル
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職歴に書く「キャリア」は、職務内容から
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履歴書に記述するキャリアやスキルの見つけ方、作り方
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履歴書を読み手に合わせていく
創りあげたスキルは、どのようなものも多かれ少なかれ、これまでの業務経験か生みの軌になって創られています。
ですなら当然そういうスキルは、なにか特定の業務にとても密接な関係にあり、特定業務遂行時ならではものである、
すなわち特殊性、事例性が強く色濃く反映しているものになっているわけです。
それを読み手に合わせていく、受け入れやすいようなものに仕立てなおすことはテクニックが必要なことです。
あなたが応募した結果、応募書類を読んでくれている読者である応募先の誰かに、あなたのスキルはその会社や組織でも適用する、汎用性のあるスキルなのだと思わせる表現にしなくてはなりません。
ポイントとしてはさほど難しいことではないはずです。
要するに先方人事が読んだとき、現場担当責任者クラスが検討をしたとき、
職務経歴等の応募書類を見ながら、応募者たるあなたがぜひとも必要な人材だと思わせるには、どんなイメージで見られる必要があるかを考えるのです。
スキルを表現するときには、「最も論理的に一般的に、または学術的に書き表さなければならない」などという思い込みは不要です。
逆にそういうことへの過剰な意識を捨てたほうが、わかってもらいやすい表現が出やすいようです。
わかってもらいやすくするには、自分はその仕事でどう思われたら良いのか、得なのかで発想してしまうほうが簡単です。
陥りやすいミスとして、あなたはこのように考えてしまうかもしれません。
「この会社でのニーズはちょっとよくわからないけれど、世間一般にはこういうスキルが評価されるはずだから……」とか、
「こういうスキルならどこに出しても恥ずかしくないから……」
などの発想から生み出されるスキルをいくら羅列しても全てNGなのです。
転職・再就職という場面、または転職以外でも、社外の第三者に自分の仕事実績や能力をアピールするという経験は少なかったでしょうから仕方ありません。
けれど、せっかく魅力的なキャリアやスキルの材料が固まってきても、独善的な独りよがりな表現の仕方、作り方で進めようとしては台無しでしょう。
スキルを表現するときにまず、やってはいけないことは、
・自分だけがわかる言葉、自分たちの会社だけで通じる常識を前提にする
・隠語や符丁、もしくは社内呼称や製品の記号やコードを使う
という2点があります。
これでは言葉レベルで通じません。なにを言ってるのかすら伝わらないということになります。
言葉レベルがOKであっても、まだ問題は残ります。
・特殊概念をベースに、自分だけが良いと思っていることを書く
・自分(たち)は特に価値があると思う(思いたい)ことを延々と書く
これは少し厳しく言うと、当事者以外には繰言でしかないものの羅列になってしまうということです。
もちろん高く評価されるされないという以前に、評価の対象にならないでしょう。
スキルを選別するときには自分なりのこだわりは重要です。自分で価値があると思うことを自信を持ってアピールすることも勿論大切です。
しかしこだわりや自信は独善とは異なるものです。
独善となってしまうかしまわないかの大きな違いは、表現する内容そのもの=コンテンツではなく、表現するときの目線です。
自分独自の目線で、自分自身やその周囲しか目に入らないままに進めるではなく、読み手である第三者の目線を意識して表現するようにしてください。
しかも、内容は豊富に残しつつも、記述はシンプルに抑えたいものです。
できるだけ一項目一行に収められればベストです。
・自分だけがわかる言葉、自分たちの会社だけで通じる常識を前提にする
・隠語や符丁、もしくは社内呼称や製品の記号やコードを使う
という2点があります。
これでは言葉レベルで通じません。なにを言ってるのかすら伝わらないということになります。
言葉レベルがOKであっても、まだ問題は残ります。
・特殊概念をベースに、自分だけが良いと思っていることを書く
・自分(たち)は特に価値があると思う(思いたい)ことを延々と書く
これは少し厳しく言うと、当事者以外には繰言でしかないものの羅列になってしまうということです。
もちろん高く評価されるされないという以前に、評価の対象にならないでしょう。
スキルを選別するときには自分なりのこだわりは重要です。自分で価値があると思うことを自信を持ってアピールすることも勿論大切です。
しかしこだわりや自信は独善とは異なるものです。
独善となってしまうかしまわないかの大きな違いは、表現する内容そのもの=コンテンツではなく、表現するときの目線です。
自分独自の目線で、自分自身やその周囲しか目に入らないままに進めるではなく、読み手である第三者の目線を意識して表現するようにしてください。
しかも、内容は豊富に残しつつも、記述はシンプルに抑えたいものです。
できるだけ一項目一行に収められればベストです。
・自分だけがわかる言葉、自分たちの会社だけで通じる常識を前提にする
・隠語や符丁、もしくは社内呼称や製品の記号やコードを使う
という2点があります。
これでは言葉レベルで通じません。なにを言ってるのかすら伝わらないということになります。
言葉レベルがOKであっても、まだ問題は残ります。
・特殊概念をベースに、自分だけが良いと思っていることを書く
・自分(たち)は特に価値があると思う(思いたい)ことを延々と書く
これは少し厳しく言うと、当事者以外には繰言でしかないものの羅列になってしまうということです。
もちろん高く評価されるされないという以前に、評価の対象にならないでしょう。
スキルを選別するときには自分なりのこだわりは重要です。自分で価値があると思うことを自信を持ってアピールすることも勿論大切です。
しかしこだわりや自信は独善とは異なるものです。
独善となってしまうかしまわないかの大きな違いは、表現する内容そのもの=コンテンツではなく、表現するときの目線です。
自分独自の目線で、自分自身やその周囲しか目に入らないままに進めるではなく、読み手である第三者の目線を意識して表現するようにしてください。
しかも、内容は豊富に残しつつも、記述はシンプルに抑えたいものです。
できるだけ一項目一行に収められればベストです。
良いスキル表現の方法
自分の目線でなく、第三者の目線で、書かれている内容が客観的に見て魅力的であることを求めるなら、やはり、第三者の目を意識するのは重要です。
キャリアと同様にスキル集が出来上がったら、積極的に他人に見てもらうことを意識して行うようにしてください。
そのとき、できるだけ耳に痛いことを聞きたいのですから、そういう意見を言ってくれる人を選ぶか、あえて頼み込んで厳しくコメント回してもらうようにするのがポイントです。
そうしなくてはと思っていてもなかなか発想できない、こういうことを書くときに使う用語自体になじみが少ないという場合もあるでしょう。
これは習うより慣れることしか解決がありません。
どうつくるべきか、つくる上での理屈や規則を学ぶよりも、他の出来のよい職務経歴書のサンプルから拝借回してしまうようにするということです。
そのためには各種の求職支援雑誌や記事、書籍、またはインターネット上の求職サイトなどを覗いて、職務経歴書サンプルを入手するという手が有効です。
もしくは、新聞広告等をツラツラと眺めたときに、いいなと思った表現や、気が利いた表現だなと思ったときに書き留めておいた、「評価されそうなスキル・資格集」などをひもといて、参考にするのも賢いやり方でしょう。
カテゴリー:履歴書の書き方
「スキル」を構成する
キャリアという職業上のストーリーとセットになっているスキルとは、どのように構成されているべきでしょうか。
スキルとなる材料はたくさん考え出せるかもしれませんが、職業経験を魅力的にアピールするためにも、まとまりを失わず適切なものが選び出されていなればなりません。
どういうスキルを選び出そうかと考えるときには、この時点でもう一度キャリアを、構成しているパーツレベルに再分解する作業をしてみてもいいでしょう。
このとき、職務の単位や部署ごとの仕事のかたまりで分けてはいけません。
個々の仕事経歴をまとめて作ったキャリアを、また単純に個々の仕事単位に分解しても得られるものはないからです。
今度は、キャリアがあらわしている「どんな仕事をどういうふうにできるような背景があるかまとめたもの」を、「いつ、どこで何をした」とバラすのではなく、
「その仕事をよりよく果たすために必要な腕前や、能力や経験とはどういうものか」と分ける作業です。
えてしてスキルを列挙しようとするとき、資格や公的免許など等に着目してそういう資格や免許を列挙してしまうことがあります。
それらも本当にキャリアとする業務をよりよく果たすために役に立つ、必要不可欠なものである場合ももちろんあります。
ただし、そういう公に認められたものだけがスキルというわけではありません。
マジメで善良な市民たる求職者が持つ、公的権力や権威、認定機関に対する敬意が、つい、権威に従ってしまう、権威に頼ってしまうという態度を生みがちです。
役に立つ立たないはともかく、せっかくの国家資格であるからといってスキルの筆頭項目に第一種普通自動車運転免許があげられていることがありますが、それはあまり感心しません。
運転免許が無意味なわけではありませんが、運転免許を有していることがキャリア的に大きな価値を生む人ばかりではないのに、誰でも彼でもが運転免許をスキルとしてあげたとしても求職活動でアピールする結果につながらないこともあるのです。
今回のスキル選びをするときは、ありきたりな他者の見方を優先するのではなく、自分自身がスキルとして記載するべきか否かの主体的判断を下さねばなりません。
魅力的で説明可能なキャリアやスキルを創ろうとするときには、公的認定機関からのお墨付きとしてのスキルより、自分の判断で必要不可欠な要素であったスキルのほうが優先されるべきです。
誰か第三者によって認定はされたものの、使えるか疑問な資格などではなく、自分自身が仕事や業務を通じ、なんどもなんども繰り返して使ってきたことによって完全にモノにすることができているスキルのほうが、価値が高いものと判定されるからです。
ということは、これまでの仕事の中で繰り返し反復して行いつづけてきたこと、トレーニングの成果として身につけられたこと、できるようになっていることで自分のキャリアに役立ってきたことは、すべてスキルだと考えられるということです。
それは、極端に言えば、いつもいつでもどういう状況でもこコニコ挨拶をできる。
それによってすべてのお客様・関係者(たとえそれが敵対的な雰囲気を伴っていたとしても)に常にグッドコミュニケーションを実現し、結果として自社、自組織に利益をもたらすことを約束するものであるのならば、これもひとつのスキルと見るのです。
応募先の採用担当者が、なるほど! と思い、
そしてこの能力をウチでも発揮してくれると助かるな、利益になるなあ、と思ってくれるならば、意味のあるスキル項目を並べることに成功したと言えるでしょう。
記載されるキャリアもスキルも、何を選ぶかは応募者サイドで取捨選択しますが、キャリアやスキルが特定の企業や組織・団体においてどれほどの利用価値を持つか待たないかの判断、有益か無益か、どれくらいのメリットとしてみるかは先方の面接官にゆだねられることになります。
スキルとして構成要素を取り出すとき、間違って考えがちなのは、
なにがメインなのか、そもそもメインとはなんなのか、です。
よくあったこととか、業務遂行のために、費やす時間が多かったとか、大勢でやったとか、業務のボリュームの大小で考えてメインスキルを決めるのは間違いです。
頻度が少なくても、何カ月かに一度しかしない仕事でも、そのレベルの高さや、難易度の難しさとか、クオリティで決めるようにしてください。
たとえば滅多にやらない頻度の仕事でも、ひとたび起きたときには、それに的確に遺漏なく対応することで周囲から認められているような、特別な出来ばえの仕事というものがあったはずです。
それは、クレーム対応でとても難しい、下手をすればこじれかねないような特殊なお客様に対し、
上手に対応することでクレーム客をファンに変えてしまったとか、そういうことです。
よく思い起こしてみると、レアケースのものは数多くあるはずです。
めったにやらないことだろうとなんだろうと、たとえ一回きりの経験でも、普通の人は知らない世界での体験はそれだけで貴重です。
そして、その業務を遂行する経験から得た知識やノウハウ、コツや勘所、ポイントというものも全て魅力的なスキルとなりうるものなのです。
スキルを抽出するときは、ボリュームの大小にかかわらず、有効なものはすべて対象にすること、そして抽出に成功したものを何が何でもすべて盛り込むものではないということのふたつが忘れてはならないポイントです。
どちらのポイントもキャリアを魅力的に柏手に理解させるために重要です。
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「スキル」を創るための能力や資格その他
以前の話で魅力的なストーリーとしてのキャリアを完成させる手法を知ることができました。
魅力的なキャリアシートの用意が進んだということは、能動的に、意欲的に自分の過去の職業の履歴を捉えて、魅力的な自分の言葉で語るという、転職志望者としての重要な第一歩を踏み出したということです。
主観的な視点に従って仕立て上げた、自らのキャリアというストーリーを、客観的に見ても、確かに魅力のあるものだと感じてもらうために証明する材料を加えていきます。
証明する補強材料とは、よくいうスキルです。
スキルの定義も多様な立場から見ることができるため、さまざまなものがあります。
キャリアという言葉にも、同様にさまざまな定義がありました。
当サイトでは、キャリアとは意味をもった職業・業務の異動経歴として捉えました。
それが再就職活動を始めるとき、進めている最中にも、再就職を果たしたあとにも有効で役立つ考え方だったからですが、同様にスキルという言葉も、「再就職活動に便利なように使う能力や資格免許、仕事の腕前を表すもの」として限定して捉えることとします。
そして再就職活動のためのツールとして、キャリアとスキルというセットを用意することにします。
キャリア&スキルとは、言い換えれば、
「自分の職業・業務の異動経歴や来歴を、聞く人に魅力や誘引を与えるようなストーリーとして構成し、
それが多くの補強材料で確実に証明され、納得してもらえるようになっているもの」
だということです。
スキルとキャリアの密接な関係
キャリアとスキルは密接な関係を持っています。
少なくとも再就職活動を進めていくときには、スキルは必ずキャリアを補強するための材料にします。
今までの業務経歴やそこから得られる仕事の遂行能力に対して、まったく意味のある補強ができないスキルは、これから進めていく活動では役に立たないものと割り切ります。
逆に、どうしてもこのスキル、たとえば特殊な資格を取得しているとか、なにか価値の高い団体やグループに所属して活動していた、という材料があって、
それを再就職活動に活かしていきたいと考えるのであれば、キャリアのほうを変更することすら考えてみることになります。
必ずキャリアとスキルはセットで補完しあうものにすることが有効な活動につながるのです。
もし、新たな材料を組み込んで新たに作り上げたキャリアが、今までよりも一層魅力的なものになったと感じることができればそれは成功です。
キャリアというストーリーは唯一無二の変化しないものではありませんから、新たな材料を得て改善できたのであれば、進化したのだと理解します。
新たなものを付加して作り直したストーリーがなんだか不自然だったり、どこかムリがあったり、いびつなものになってしまったとしたら、残念ながらそのスキルは没にすることになります。
大事な原則は、キャリアもスキルも共に自らの職業上の魅力を訴求するための材料となっていて、
補完する関係になっていながら、かつ出来上がったキャリアとスキルは、必ずスキルがキャリアに従っている関係になっているようにすることです。
いろいろなスキルとなりうるものを持っていると、逆になにを選ぶべきかという悩みもおきます。
そして悩んだ末に選び抜いたスキル候補を、表現するときにはシンプルに考えます。
あくまでもスキルはキャリアが伝えようとするストーリーについて具体的なスペックをあげることで証明しさえすればよいのです。
ですからストレートにシンプルに作ってしまうことです。
あまりに多様にごてごてと飾り立てれば、本質を見にくくしかねません。
それだけでなく、情報量の過多は、読み手に雑音を与えるだけで、
読みにくいなわかりにくいな→キャリアやスキルが求めるものに合ってないんだな→キャリアやスキルが水準に達していないのだろう……。
などと判断されかねません。
やはり、自分のキャリアを売り込むときに直接役立つスキルに絞って記載し、シンプル・イズ・ベストであると再認識しましょう。
また、キャリアを補完してより強化しようと考えるあまり、あのスキルもこのスキルも、こんな資格もこの能力もアピールしたいとか、是非こういう免許もあることを盛り込みたい、と欲張ってしまうと、
できあがった書面は読んでみても結局なにを表したいのか理解できないものになってしまうことも往々にしてあります。
どういう資格や免許や能力を残し、または残さないかを判断するには、自分がそのスキルを保有することによる評価で、当該応募先から認められたいと考えるか否かで考えるようにします。
世間的な価値の高さ低さで判断せず、応募先のポジションや業務スペックから想像して決め、狙いに沿った構成を旨として、ヌエ化を避けるようにしてください。
カテゴリー:履歴書の書き方
履歴書をストーリー性の魅力のあるものに
ここで言う変換は、パソコンのワープロソフトで文書作成時に言葉を変換するとか、平仮名を漢字に変換するということとは異なります。
変換をする元になるのは、以前述べた方法にもとづき、いままでの仕事や経験を通じて行ってきたこと、身に付けてきた「さまざまなキャリアのネタや材料になりそうなもの」です。
そして変換とは、これをキャリアそのものに仕立て上げるステップです。
ネタや材料は十分にあるでしょうか? なければ話になりません。
もうひと踏ん張りする必要があります。
逆にどちらかというと、なんでもかんでも、多ければ多いほどいいとばかりにネタだしに励みすぎて、あふれかえってしまいそうな人もいるかもしれません。
「材料は出せても、それをまとめるのが難しいんだ。一言で言おうとすると、ありきたりなものになっちゃうし……」
そんな悩みをもっているとしたら、とても望ましい状態です。
その場合は次のステップに進みます。
キャリアのネタ(元や材料)の変換とは
ここでの変換は、単に用語を変換するにあらず、と言いました。
ではなにに変換するかというと、ストーリーです。
キャリアの元や材料というネタは、ストーリーに変換することによってキャリアとなるのです。
気をつけて欲しいのは、えてして努力家や倹約家の方は、
「せっかく一生懸命出したネタであるから、全部使わなくてはもったいないじゃないか」
と考えたりしがちです。または、
「思いついたもの、列挙されたもの全てが私の仕事人生で得た産物なのだ。
これを全て網羅してこそ自分という人間の仕事経歴を正確に知ってもらえることにつながるはずだ。
よしがんばって全部きちんと取り込んで表現するぞ」
と意気込んでもしまうかもしれません。意気込みも重要ですし、もったいないという気持ちも大切ですが、ここでは少し脇に置きます。
キャリアに変換するときには、必要なものと必要でないものを峻別し、必要なものだけで構成するという点が大切なポイントになります。
以下に順を迫って説明していきます。
1.まずキャリアのネタや材料の転記をする
手元にキャリア抽出方法を駆使して列挙しているネタや材料があるとき、それが記されているノートやメモ、パソコン画面などを今一度通して読み返します。
ディスカッションの結果がなにかしら残っているなら、それらも再度確認します。そして項目ごとの内容を簡単にまとめて整理する準備をします。
第三者がこういう作業に関わるときには、ネタや材料の抽出そのものは、やり方を紹介するとか、出来映えを確認するということはしても、基本的にお手伝いできることは限られていますが、
もしもこういう整理の作業を進めるときに作業に習熟した人物が周囲にいるのであれば、作業がより簡便にできるよう、利用できる専門家や機器はどんどん利用して作業効率を高めます。
パソコンを使える環境ならば、PC画面上にディスカッション整理用のソフトを開いて、テーマごとにまとめたページを用意し、どんどん整理した文章を入力していきます。
なにもそんな専用ソフトがなくても、一般的な表計算ソフトのスプレッドシートを開いて、そこにテキストボックスを表示して文章を入力します。
キャリアのネタとなる材料等の発生時期や、対象分野、相手等のテーマが変わるごとにスプレッドシートを新しいものに変えると便利でしょう。
もし、PCがなければ、ネタ・材料をポストイットのような付箋紙に書き出します。
どんな機器や道貝を使うにしても、あまり丁寧に長々と書く必要はありません。テーマ名やタイトルのように、何を書いたのかがわかる程度で結構です。
ただし、パッと見て、似たような話が多くて、というときは少なくとも区別がつくようにします。
時期を書くとか、部署名とか相手先が異なっていればそれを書いてもいいでしょう。
できるだけ簡単に読め、何を書いたかが一目瞭然であれば完壁です。
2.流れを考えてくくってみる
メモに書き写したものがどんどん増えて、全部できたらそれをまとめなおします。大きな模造紙があればそれに、なければ新聞紙も結構重宝します。
まとめるときの原則は、時系列に従い、古いものから新しいものを見ていき、ある種特定の業務内容や、仕事の種類で共通するものを並べるようにするということです。
さらに、並べてひとまとめになったもののなかで、年代を経るに従って、仕事の質や責任範囲の大きさ、処理量や難しさの難易度などなどが、上がっているようなくくり方ができるような組み合わせを考えるようにします。
3.欠けているところを補っていく
補記作業は周辺の業務内容をじっくり味わったときに、自然と思い起こせるものもあります。
逆に、いくつかの業務の固まりを見たときに、欠けているな、と感じ、そこから発想するものもありえます。
4・変遷・異動に意味を与える、理由付けを行う
企業内での人事異動や昇進昇格というもの、いわゆる処遇というものは、団塊の世代が企業に奉職した昭和30年代から40年代以降、平成に至るまで長いあいだ、個人の意志や都合よりも、企業の状況が優先されて行われてきました。
こういった処遇も、日本的雇用慣行のひとつの代表例と言えるでしょう。
従業員は、それこそ辞令一枚で右から左へ、部署から部署へ、勤務地も南へ北へ、果てはアジアへ欧米へと会社が決めるがままに、会社の言いなりにあちらへこちらへと転勤異動を重ねることは普通でした。
たとえ勤務の経歴としてはそうだったとしても、キャリアに変換する際には見方を変えます。
事実は事実ですし、今現在の求職を志望しているこの時点から、それらの動きを眺めると、他律的な動きで、偶然性の高い変遷であったと思えるでしょう。
だから、次に行うのはそれを意味のある変遷の歴史に変換するという作業です。
しかし、前にも述べたとおり、実際の異動や転勤転職は、明確な理由や必然性があっての移り変わりではなく、法則性を認められない動き、漠然としたもののように映っているかもしれません。
この中から後付けで法則性や必然性に裏付けられたストーリーを導き出していくことが大切なステップなのです。
これは、もしなにもストーリー的な観点を持たずにまとめたとしたら、そのキャリアはまるでフラフラとさまよっていたかに見えてしまう変遷の歴史の中に、何らかの意味を見出すような作業です。
後付けでかまわないですし、ストーリーに関与しない部分はどんどん大胆に切り捨ててしまって結構です。
いわば事実としての変遷の歴史から寓意を読み取り、偶然の積み重ねであったかもしれない異動経歴の軌跡を、必然性に基づき行われたものであるとストーリー化する準備作業ともいえます。
ここまで進んだら、偶然を必然に読み替えるステップに入ります。
5・そしていよいよストーリー化する
ストーリー化するといっても、偶然を必然に読み替える作業は、なにも会社の辞令にもとづくものを、「実はあの異動は自ら望んで行ったんだ」などと言い繕ったりすることではありません。
自分では希望や異動願いを出していなかったとしても、会社人事または上層部、責任者層などの人事権者に、その当時の自分が、これこれこういうふうに見込まれたのだろう、と想像してみます。
その想像にマッチする部分の職務異動経歴を並べてみましょう。
マッチしないところをムリに取り込む必要はありません。
説得力を有しそうな部分のみをいいとこ取りしてしまってください。
これによって偶然性が色濃い変遷を、意志と仮説を元に、必然性で構成された「魅力的なキャリア」にしていくわけです。
6.ストーリーにオプションを付けていく
ここまでのステップで、ストーリー自体の骨格が構想できてくれば、もうしめたものです。これが自分のキャリアの基本形になります。
つづいて、ストーリーをより強化できるように、または説得性を高められるように貝体性を高めるような補強材料とはなにか想像しつつ、いままでの長い職業経験の引き出しから、補強材料となりえる事例やオプション的なものを探し出して来るのです。
ひとつのストーリーが確立できれば、それがウケる、認められる、付加価値がつきそうな細部やディテールをくみ上げて行くのです。
より高い必然性を補足し、ストーリー性を強化します。
これまでの異動経歴はそのとおりに異動することが当たり前の必然だったのだと言えるように。
日本の中高年層世代は、えてしてクソがつくはどマジメ、かつ臆病で、自信が持てない、新しいことへのチャレンジは避けたがるという性癖を持つ傾向があります。
こういう傾向は自分の業務経歴を第三者に伝えようとするときにも遺憾なく発揮されてしまいます。
自らストーリー化をして、それを説明するという労を取ろうとせずに最小限の表現でお茶を濁し、誰が見ても、どこから見ても反論の余地のないレベルである安全圏の範囲での表記にとどめようとします。
しかし、そういう安全な、まるい表現で固められた業務のストーリー=キャリアが採用を決定しようとするキーマンの目に魅力的に映るはずもありません。
いつものように完全な安全圏に身をおくのではなく、そこから一歩だけ前に進んでみてください。
具体的には、ある程度読み手の興味を引くことに意識を向けた、説得性の高いストーリーで自分のキャリアを表現してみましょう。
そしてそのとき、伝えた相手からどんな評価をされるか、どういう理解を得られるか、手ごたえや反応を見てみることです。
7.エピソードや特記事項も取り入れる
ストーリーを伝えるために有効なエピソードやたとえ話は、ストーリーへの理解度や信憑性を高めると共に、読み手の興味をグイッとひきつけるのに有効です。
できるだけあなたのキャリアを語るストーリーの本筋に近く、しかもありきたりではないエピソードを思い起こしましょう。
また、このステップで思い起こしきれなくても悲観する必要はありません。
多くの経験者は、エピソードの類は、実際の企業等での面接を受けているときの応答でドンドン出てくるものだ、と証言しています。
なぜかといえば、やはり、特定のストーリー=キャリアに興味を示す読者があなたの職務経歴書に対して高い評価を下し、結果的にその読者が在籍する企業の面接の場に呼ばれることになるわけですから、
面接の場での質疑は、双方にとって十二分に知的刺激を与えてくれるものになります。
もしここまでのステップで作ったキャリアシートが、残念ながらあなたの魅力を十二分に表せるものに仕上がってなかったなら、面接交渉の場でそれをヒシヒシと感じないではいられないでしょう。
そのときはもっと有効なエピソードがさらに必要だったのだと実感することになります。
あなたはそのときの実感を記憶にとどめ、キャリアシートの再作成に取り組んで一層の充実を果たし、次の面接交渉に臨むのです。
エピソードは、たとえ話、事例や比喩でもいいでしょう。
しかし、手柄話や自慢話、年寄りの繰言の類は好まれません。
誰しも、そんな話をわざわざ面接の機会を設けてまで聞きたいと思うはずはないからです。その点だけは十分留意してください。
第一義的には、魅力的なストーリー化を図るのも、エピソードを付加するのも、職務経歴書を読んだ読者にアピールすることが目的です。
なぜならば、そこで相手方読者の気を引くことに成功すれば、次のステップである面接受験の機会が見えてくるからです。
カテゴリー:履歴書の書き方
「キャリア」を出し尽くす
キャリアの元となるネタや素材、材料をピックアップするのは、これまでの所属企業の全部署の異動経歴、または業界活動、学会活動、勉強会、研究会、自己啓発、それらが定常的であっても非定常的であっても、とにかくすベてを列挙することから始めていきます。
列挙するための方法としてはフリーディスカッション方式でも良いですし、メモやカードを使っていく方式でもいいでしょう。
まずはとにかく、すべてのことがらを大小問わずに思い起こすことがポイントです。そのためには個々の個別業務を手がかりにすることも有効です。
ディスカッションでも、カード・メモでも、連想。してどんどん思い起こしていくことが大切です。
たいがいの場合、材料・ネタが多く出すぎて困ることは少なく、どちらかというと不足する傾向が強いため、数多く出すことを心がけたいものです。
この作業は一気に集中してやって、それでおしまいにするよりも、何度も繰り返してみるほうがいいようです。
作成した列挙メモを一日おいて眺めてみると、意外とその他のことを思い起こしたりします。
他の用事をしているときにも、ああこんなこともあったとか、こういう仕事もしたな、と記憶がよみがえるときもあります。しつこく続けてみてください。
材料をある程度のボリュームで出すことができたら、それらを整理していきます。
多数あがった材料・ネタを、類似するものごとにまとめてくくり、それらに共通するテーマ名・タイトル名をつけておきます。
再就職活動支援の専門機関を利用していれば、担当のコンサルタントといっしょに進めれば良いでしょう。
カテゴリー:履歴書の書き方
勤務開始後の評価要素としてのキャリア、スキル
求職者たるあなたと応募先企業や組織や団体の思いが互いに通じて内定を得て応諾し、いよいよ勤務を開始する。
それこそが求職活動の最終段階であり、新たな職業経験のスタートでもあります。
この段階で、ずっと向き合ってきたキャリアやスキルと縁が切れてしまうわけではありません。
今現在のあなただったら、
「再就職活動はいろいろ慣れない考え方で散々頭を悩ますんだろうな。
おまけに不得意極まる面接で、とっても苦手な他人への決意表明のプレゼンテーションをして、もう想像するだけでクタクタになりそうだ。
いずれどこかの会社に入れたなら、そこですこしゆっくりさせてもらいたいもんだ」
なんて思うでしょうか?
そういう考えが良いとか悪いとかという点についての論評はここでは割愛します。
おそらく、実際にここまでの経験を積んだとしたら、現在の考え方とはだいぶ異なる認識が生まれていることだと予測するからです。
勤務を開始してからは、所属する企業や組織から、あなたに果たしてもらいたいと思っている役割や機能について、おおいに期待が寄せられることになります。
そしてその期待にどれだけ応えているか、評価もされ、誉められ貶されたり乾されたりということになりますが、
それをプレッシャーと受け取るべきではないでしょう。
わが国の労働者の多くは、会社組織からの期待にはなにがなんでも応えるのだ、とついモーレツ社員としての習性が頭をもたげるのでしょう。
そのように振舞わなければならないという場面もあるかもしれません。
けれど、そういう会社人間的な、上司や会社からどう見られるか、評価されるか、のみに汲々とするような考え方からは脱しているべきです。
勤務を始めてからはどういうスタンスで仕事・職務・業務に取り組んでいくべきかを考えるとき、やっぱりキャリアやスキルが重要な判断をする助けになります。
キャリアやスキルは働き始めた以後の段階では評価要素として用いられます。
働き手としてはどういうふうに考えるかと言うと、今までよりも、もっともっと能動的に、キャリアやスキルを獲得し蓄積していくようにするということです。
自分自身の仕事へのスタンスや意欲、腕前をアップさせていくために、新しい仕事を通じて得られるであろう経験や学習を活かすように振舞うということです。
働き始める前まで、仕事を探しているときには、キャリアを考えるにしても、スキルを考えるにしても、どうしても過去形、もしくは受身形で考えざるをえません。
再就職が成功に終わり、仕事を始めてから、やっと受身ではないキャリアやスキルに対するスタンスを持てるようになるのです。
べつに、与えられた仕事をやりたいとか、やりたくないとわがままを言うことを推奨しているのではありません。
求職活動をしていた個人が内定先企業と結ぶ雇用契約とは、与えられた仕事にきちんと全力を尽くすという約束です。
きちんと自分で選択しましょうといっても、働き手個人が勝手に気に入った仕事を選んで働けるわけではありません。
仕事はなんでも一生懸命やるけれど、仕事の中で得られるであろうキャリアやスキルについては、良い・悪い、好き・嫌い、後に続く・続かない、今後に役立たせる・役立たせない、という評価をしましょう。
同じように仕事をするにしても、なんでもかんでも単にこなすのではなく、
いくつかの種類の仕事については、やることの意味を問いながら、積極的に意欲的に取り組み、自分にとっての財産であるキャリアやスキルを増やしてください。
あなたは求職活動を通じて、キャリアやスキルの重要性とか必要性は十分学びます。
また、仕事や任務を遂行する経験の中からしかキャリアやスキルは身につかないことも実感します。
これらによって就職は実現されるのですが、これから後は、もっと本質的に経験から学んだキャリアやスキルについての理解を活かしていくことになります。
65歳で、もしくはもっと後回に定年を迎えたり、勤務生活からリタイアメントした後にも、なんらかの形で生きがいは不可欠回です。
人の生きがいはさまざまなのですが、たくさんの引退生活者が口を揃えて言うように、生きがいのなかで占める大きな要素としての働き甲斐を無視することはできません。
えてして勤務中のワーカーは、もしくは勤務を辞めたばかり、リタイアしたての元ワーカーは、せっかく辞めることができたらもうアクセク働くのはうんざりだ、の〜んびりと、なんにもしないて暮らすんだ。
などとおっしゃるのですが、
全くなんにもしないでいることをエンジョイできるのは、長い人でも数カ月、半年しかもたないということも、よくある事実です。
ワーカーホリックとまで言われたジャパニーズビジネスマンは、夏休みや正月休暇で南の島までわざわざ出かけて、なんにもしない時間を手に入れたときに、たった数日で仕事をしないことに痛痔を感じてしまった経験を思い起こせば領けるはずです。
再就職により、勤務を開始した企業や組織を辞めるときがきたあとも、次の勤務先、職場、帰属先、仲間などを獲得することは必要になるでしょう。
そしてその中で活かせる腕前や、こだわりをもてる対象を準備しておくことは必須です。
対象を作る機会は、職務を通じて行われるであろうことが最大であるのは論を待ちません。
だからこそ、この時期に、そういったキャリアやスキル、腕前やこだわりを積極的に掴み取る気持ちを作っておくように心がけておくべきです。
リタイア後を考えるだけでなく、再再就職をすることがあるのだったら、なおさらです。
求職活動を始めて、求人情報を収集するべくさまざまなチャネルを眺めて検討を行うときも、面接に臨んだ後で辞退をするとき、
先方から断られるとき、ひしひし感じるキャリアやスキルの不足感、今までにやっていさえすればなぁ感を想起するべきです。
残念でたまらなかったり、とり返しがつかない時間を無為に過ごしたことへの後悔を感じるときがあることでしょう。
もしかすると、面接の中でそのような経験を強烈に味わって、無念の思いを夜寝るときに思い出して、思わずクソッと思ったりもするのです。
その無念さをエネルギーに変換して、そして今後の仕事の中でそれに代わる、よりすばらしい経験を掴み取るべく努力できるようになれれば、
キャリアやスキルというものについて、とても今日的な意味ある理解を得られたことになるのです。
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応募・面接時の採否決定項目であるキャリア、スキル
応募書類の選考の結果、面接通知が郵送、メールなどで届き、いよいよ面接交渉回に呼ばれるとき、日時は都合がいいかな、面接場所がちょっと違いな、などと考えながら、やはり気になるのは、
「面接で上手くやれるんだろうか」ということでしょう。
もちろん受かることを目的としているわけですから、その目的を果たす=受かること、そのための適切なコミュニケーションを構成すること、はつらつと良い感じでやり取りを行うこと、を目指すのは当然です。
コミュニケーションを良好に保つため、どういう雰囲気で、どのように会話のキャッチボールを目指すのか、注意点やポイントについてはまたの機会に述べます。
ここでは、書類選考を通過したうえで行われる面接交渉という場面では、どのようにキャリアやスキルが影響を及ぼすのかを知ります。
もちろん求められている分野領域のキャリアやスキルが、あなたに高いレベルで備わっているのであれば、高い評価を受け、採用内定に繋がるでしょう。
そういう人ならば、実際にそこで働いてもおかしくないでしょうし、面接にあたってのテクニックはことさら必要ないでしょう。
問題は、キャリアやスキルが多少違和感を感じる、つまり、先方の要求分野と若干ずれているかもしれない、多少水準に達してない恐れがあるかなと自覚しているケースです。
違和感を感じているから、面談の場面を恐れもする回のです。こちらの心境としては、ぜひうまくやりたい、それなのに……。という感じでしょうか。
しかし、ちょっと安心していただける材料があります。
実は、なんとか面接交渉がうまく行けばいいな、と望んでいるのは応募者サイドだけではないのです。
先方企業・組織・団体としても、基本的には同様に面接がうまくいって必要な人材の採用が実現することを願いながら、今回の面接交渉を設定し、実施しています。
企業が人員を採用するための面接交渉を行うには、対象者を選び出すためにも大きなコストや努力、時間や労力を費やしています。
さらに社内においても、ある程度の選考能力・選定基準の見識・決定権限を有するそれなりのメンバー田を招集し、
実施時間のタイミングを合わせたうえで、応募者たるあなたを呼び出しているのですから、今回の応募者(あなたのことです)が、自分たちの要求スペックにぴったりで合ったらいいのにな、と望んでいないはずはないのです。
この段階になれば、受からせるか落とすかという判断を下すための基準として重要なファクターであるキャリアやスキルへの評価は、書類選考のときにとられた減点方式田から加点方式へと大きく変わってきています。
先方は時間を費やして否定的な結論を出すことは本意としていないのですから、面接を受けている最中には基本的には合意を目的とした時間が流れることになります。
そこで、面接に臨んでいるあなたは、納得したがっている面接官に対して、
欲しているであろうキーワードを提供してあげるように心がければよいことになります。
そのキーワードがまさに適切なキャリアやスキルであるというわけです。
そのためには、先方が欲していそうなことを想起し、自分の経験したことや、持っている能力や資格田の中から、そこにピッタリするものを探す必要があります。
ということは、自分のイメージと先方の期待ニーズがマッチしていれば合格し、内定を得る、もしくは次の段階の面接交渉に進むということです。
そして、期待とそぐわないと判断されたときには不合格となって、その企業や組織や団体では働けない‥‥‥という結果になります。
不合格となったとき、そのことを残念がったり、悔やんだり、面接でのやり取りを思い出して、ああ、こういうことができるかと聞かれたとき、
できるって言えば良かったなーとか、
向こうが期待していそうなエピソードに見えることを、ちゃんと用意しておいたら‥、などとクヨクヨするべきなのでしょうか?
多少背伸びをしてでも応募先が求めるレベルに合わせなかったこと、それは残念なことなのでしょうか?
いや違います。
できないこと、できもしないこと、もしくはいささか自信のないことを背伸びしてできるなどとリップサービスしてしまって、その結果内定し、
後々になって勤務を開始してから、面接を受けていたときには想定もしていなかった困難な事柄、難しい業務、厄介な局面に対面してしまって、途方にくれてしまうような羽目に陥らずに済んだんだ、と理解するべきです。
負け惜しみではなく、良かったと肯定するべきことなのです。
ですから、この場面でのキャリアやスキルを中心としたやり取りでは、やみくもに受かろう! などと力むのではなく、
マッチするかしないかを冷静に判断することが必要です。
しかも、単純に合う合わないと見るだけでなく、応募段階で考えていたように、好きな仕事だったら多少高そうなハードルでもがんばって越えようと思えるかどうか、
満たない部分に対してがんばってキャッチアップしようというガッツやエネルギーが湧いてきそうかどうかをチェックするための材料として使うようにしましょう。
そして、面接という場面を通じては、最終的な合意には至らなかったものの、面接の過程で出てきた、思いがけずに好評価を得た内容はメモしておいて、
そういう材料をどんどん集めて「ちょっと受けそうなスキル・資格集」も作っておきたいものです。
こういうものが、次の機会に良い売り込み材料になることが往々にしてあるからです。
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仕事検索時の資格要件としてのキャリア、スキル
いろいろなところで、キャリアという言葉やスキルという言葉が使われています。
新聞や雑誌の紙・誌面や各種資料上で見かけたり、テレビやラジオで、もしくは人事研修などさまざまな場面で耳にする機会があるでしょう。
それこそ多種多様な概念を含んだ一言葉として、あまりにも便利に使われすぎているきらいがあるようです。
これでは、受け取る側としてはなにやら漠然としたイメージしか持てないでいるのもムリもないかもしれません。
使う人により、状況により、時に応じてすこしずつニュアンスが異なっているゆえに認識上の混乱が起きています。
とはいえ大切な概念を含んだ言葉ですので、理解はしておきたいものです。
でも、いろいろ異なって使われてしまっているからわかりにくい、つかみにくい、ということならば、異なる場面、状況ごとに、ハッキリさせることにします。
なにも、全ての場面を想定する必要はありません。
当面の目標となる再就職活動や転職活動を進めるにあたってよくありそうなケースを中心に理解します。
まずは転職の実際を意識して、理解していきましょう。
多くの方が最初にキャリアやスキルを意識するのは、
「今、新聞や雑誌の求人欄にはどういう仕事があるかな?」とか、「募集されている職業ってどんなものだろう?」、
または「自分にも働けそうな会社ってあるかな?」「なにか良い仕事ないだろうか?」と探し始めるときかもしれません。
電車の中のチラシや駅貼りポスターの転職情報誌の広告のに目をとめて……とか、なにか会社で面白くないことでもあって会社を辞めたいと思ったときであるとか、
なにげなしに将来のこと定年後のことを考えたり‥…・。
そういうときに意識的に、もしくはたまたま偶然にか、いわゆる求人情報というものに興味を持って眺めるときがあります。
募集している会社の名前や所在地、勤務場所・賃金額、会社概要や製品ラインナップ…、いろいろなことが載っています。
ふ〜んとかへ〜とつぶやきながら読みすすむうち、はたと考えます。
「ちょっとこれはなんだろう?よくわからないぞ」と思い、「うーん。ひっかかるなぁ」と思うでしょう。
具体的にひっかることというのは、
・新聞求人広告での応募条件
・ウェブサイト上の求人スペック
・公共職業安定所=ハローワークの求人票の資格事項記載欄
などです。
これら、職業や職務を規定する、要件事項として「これまでの職務履歴」や「職務遂行能力」があげられるわけです。
募集する企業や組織・団体としては、新しい人材を募る際、どんな人でも来てくれさえすれば良いと思うはずはありません。
当然、できるだけ採用先において役に立つ人を採りたいわけです。
今現在、その企業や組織・団体で、働く人がいないために困っている仕事、できないでいる仕事というものがあって、
なんらかの損失をこうむるか、利益を失っていたり、または利益を得られるはずの機会を失するという問題が起きているからこそ、採用活動は行われています。
もしいま現在そうでないとしても、近い将来に高い確率でそうなる恐れがあるだろうと推測されているわけです。
採用活動とは、経費的にも時間田的・手続き的な面からも相当に負担=コストを生ずることです。
伊達や酔狂で、ヒマにあかせて採用活動をしている企業はありません。
そこで、できるだけ効率的に良い人材を採るべく、応募の際に、
「ウチが欲しい人はこういう人材ですよ。こういう仕事ができる人や仕事の
経験をお持ちの方なら是非来てくださいね。
逆に、そうじゃない人やこういうことができない人は応募してくれなくていいですよ。応募してくれたとしても無駄ですから、やめておいてくださいね」
と宣言しているわけです。
そして、こういう人材(=こういう仕事)の経験を持つ人、仕事ができる能力がある人を明らかにする言葉が、いわゆるキャリアやスキルなのです。
ここではキャリアやスキルというものが明確な足切り、ボーダーラインとして使われています。
なにかの仕事に就くために必要とされるパスポート、通行手形として見られていると言えます。
こうなると、やはりキャリアやスキル(に欠けていること、不足していること)がハードルになっちゃうんだろうか、困ったなぁと考える必要はありません。
確かに越えねばならないハードルですが、なにもそのハードルを絶対に越えるべく、なにがなんでもそのコースに出走しなくてはいけないものではないわけです。
越えるべきハードルなどと聞くと、確かに悲壮感が漂う感じはします。
道はこの一本しかなく、しかもチャンスは一度きり、越えられれば名声と賞賛を浴びるが、越えられなかったらその全てを失ってしまう……などという貝合に。
もしもあなたがハードルの専門スペシャリストでオリンピックにでも出場していて、今回の大会に競技者人生の全てをかけて臨んでいるのであれば、そのとおりかもしれません。
そのときはそれこそ真剣に、乾坤一てきの勝負をかけることでしよう。
でも、当然ながら、転職活動や再就職活動においてそんなにギリギリの修羅場はありませんから、悲壮感を漂わせる必要など全くないのです。
他に選択肢のないハードル専門競技者とは違って、再就職活動をオリンピック種目にたとえるならば、ハードル走以外に徒競走も障害物競走もあり、競歩やマラソン、1万メートル走、グラウンド以外の水泳やスケートレースだってありえます。
他に用貝を使った自転車競走や乗馬、ヨット他いろいろ広がります。
さらに競技といっても常にタイムを競うものだけではなく、芸術性や完成度を競うものだってあります。
競技種目の種類が豊富ということだけでなく、オリンピックの決勝レースのように4年に一回しか与えられないチャンスとは異なり、
再就職活動の参加機会は無限とも言える話なのですから、越すべきハードルが高すぎたり、もしくは自分が越えたい、目指したいと思っている分野と異なりそうだったりと判断したときには、再就職活動の方向を転換する選択肢も無限大なのです。
そして軽やかに方向転換することは大いにアリなことなのです。
応募時の条件・ハードルとして用いられるキャリアやスキルに対して過剰に身構える必要はない、ということが再認識できたでしょうか。
応募する側としては、キャリアやスキルが採用にあたっての提示条件と示されている場合は、それぞれの案件に対して受験する際に、合格確度を高めるために用いるべきなのです。
仕事を検索する段階では、提示されている資格要件としてのキャリアやスキルは、
それぞれの応募先でどういう求められ方をしているのか、
そこで必要なパスポートや通行手形がなにか、
それは自分がもっていそうか、なんとかなりそうなのか、
を知るためのインフォメーションとして有効活用するべきです。
無駄に蛮勇をふるってチャレンジしても、結果として常に落ちるだけでは嬉しくないことだからです。
無駄撃ちを繰り返すことは疲弊を呼びます。
ボクシング等の格闘競技でも空振りはスタミナを奪うので避けるべし、というのが鉄則です。そのために応募条件は十分吟味するようにします。
ところが、同じ資格要件として提示されているキャリアやスキルでも、「〇〇〇必須」と、「〇〇〇尚可」では違いますし、
「〇〇〇歓迎」や「〇〇〇が望ましい」となればまったくトーンが違います。
一般的に、 〇〇〇歓迎 < 〇〇〇尚可 < 〇〇〇必須 < 〇〇〇が望ましい
という順に、要求のシビアさのレベルが異なります。
どのレベルまでが厳しいハードルか、どのレベルからは挑戦さえ不可能な領域かは一概に言えません。
キャリアやスキルの内容、一般化しているかどうかの度合いや、求められている必須度により異なってくるのは当然です。
同時に、大切なのは自分自身のやりたい度合いです。
すごくやりたい仕事や業務に関するものなら、なにがなんでもエントリーしたいと願うことでしょうし、そのときは高いハードルもなんのそのです。
やりたい! この仕事に就きたいという意欲や熱意がハードルを飛び越えさせるエネルギーを与えてくれるかもしれません。
もし落ちたとしても、こういう空振りはスタミナを奪うというより、次こそ! とさらなる意欲喚起につなげることすら可能です。
そして、万一首尾よく入社したとしたら、その時点では不足しているであろうそのキャリアやスキルになんとか自分の努力で追いつこう、周りの同僚や先輩にキャッチアップしよう! というガッツも出てくることでしょう。
それに比べて、あまり本気でやりたいと思ってもいないところに応募したときには、入ってからが大変なことでしょう。
仕事は難しいわ、知らないことばかりだわ、しかもそれを別に学びたいとも身につけたいとも思えないわでは、勤め続けるには少ししんどすぎるのではないでしょうか。
ですから、応募先企業や組織・団体に応募するしないは、総合的多面的に検討した結果、現実的な判断のもとに、個々の案件ごとに設定されているハードルを想像し、それを越すべきか、そうでないか考えるべきなのです。
応募先における特定の仕事・職種・業務に、そこで必要なパスポートや通行手形がなにか、自分がもっていそうか、なんとかなりそうか、を知るためのインフォメーションとして使うと述べましたが、
インフォメーションという意味では、自分に付加価値を与える情報としても使えるものでもあります。
魅力的な求人広告や募集要項を見たとき、見るからに上等なキャリアやスキルが記載されていたりします。
それらが自分にも該当しそうなときは、自分でも使ってしまえばよいのです。
ちょっと手が届きそうにないなぁ、、ハードルが高いやと思っても、それをただ、いいなぁとぼんやり指をくわえているのでなく、パクッてしまいましょう。
そのままでは使えなくても換骨奪胎、良いとこ取りをすればよいのです。
うまい表現や魅力的な記述を、自分で全くのオリジナルとして生み出すのは難しくても、アレンジするのはお手のものだという人は、ぜひこのスタイルを利用してみてください。
ということで、まずは応募先目標を選び出す段階でのキャリアやスキルの使われ方、こちらからはどのように理解しておけばよいのかということを説明しました。
キャリアやスキルは応募資格があるかないか、応募したときに少なくとも書類を受け取ってもらえそうかどうかを想像するための検討要素として使われるということです。
つづいての段階としては、応募した後に選考を受けることになるのですが、
応募先の企業や組織や団体が採否判断をくだす際の決定要素として、「キャリアやスキルはどういう働きをするのか」を、次回解説したいと思います
カテゴリー:履歴書の書き方
職歴に書く「キャリア」は、職務内容から
このセクションでは、誰にでも備わっているキャリア、それを実際に目に見えるようにしていくやり方を説明します。
まず、キャリアとはどういうものと考えるべきでしょうか。
定義的に捉えていこう、などと難しく構えれば、大変難解なクエスチョンです。
でも、再就職活動をスムーズに進めるための考え方はシンプルなものです。
キャリアとは特定個人に注目して、その人が所属してきた会社(企業や組織や団体)のなかでどういう順序で仕事にあたってきたのかという、「職業ストーリー」であると考えます。
簡単な言い方としては職歴のと言われるものです。
ここで創ろうとするキャリアとは、あなたがこれまでどういう仕事人生を送ってきたのか、くどくどとたくさんの言葉を使って説明しなくても、
あなたやあなたの周囲の人以外の第三者が「なるほど」と言って領いてくれるようにわかりやすく、飲み込みやすいように仕立てた仕事の歴史のダイジェスト版ストーリーです。
ということなので、キャリアの構成要素とは、これまでの仕事や仕事に関わる経験、出来事、もしくは教育機関等をはじめとする就業先以外の他団体等への在籍、その団体との関わりなど全てになります。
まず「キャリア抽出テクニック」として、あなたのこれまでの長い職業(またはそれに類する事柄)経験から、できるだけ抜け洩れなくキャリアを記述していくときの材料となる『ネタ』を拾い出していく、抽出テクニックを紹介します。
次に「キャリア変換テクニック」として、抽出しただけでは、あくまでもネタや材料レベルでしかないそれらを、きちんとキャリアとして通用する水準のものに、伝えやすいようにするという、言葉レベルでの変換作業をおこないます。
抽出にあたっても、変換にあたっても、より簡便に、しかも高水準に見えるように進めるテクニックがありますので、それを次回、順に紹介してくこととしましょう。
カテゴリー:履歴書の書き方
履歴書に記述するキャリアやスキルの見つけ方、作り方
仕事を人生の重要なパーツとしていくために、定年を迎えたときや定年を間近に控えたとき、どのようにして実際に再就職を目指して活動を始めるのでしょうか。
まずはその第一歩の準備の進め方です。
あなたが仕事を探そうとするとき、まず立ちはだかる壁がいくつかあります。
まず、ほとんど全ての転職を目指す方々が嫌い、気後れを感じてしまう問いかけがあります。
それは「自分のキャリアやスキルはなにか?」というもの。
キャリアやスキル、これは転職しようとか再就職しようとするときも、誰かに相談するときも、就職先を考えるとき、面接を受けるときでも必ずついて回る重要なキーワード、キーファクターです。
誰でもキャリアやスキルというものを、一度くらいは意識したことがあるでしょう。
そして、面と向かって「自分のキャリアやスキルを説明してください」と言われれば、誰でもやはりひるむ感覚はあるようです。
これは老若男女を問わない現象のようですが、
やはり団塊の世代とも呼ばれる、50代の方々では特に忌避感が強いようにも感じられます。
皆さんが共通して捉えているイメージとして、
「キャリアやスキルというものは一部のエリートにだけ存在するものだ」との思い込みが強いようです。
キャリアやスキルという話題に触れると、「これまでの会社員人生の中で、キャリアやスキルなんてものは、身近な話としては話題にもなったことがないよ」
との答えがほとんどです。
そういう場合、当然のように自分の仕事の中身についてそういう捉え方もしてきていません。
「これまで”これがおまえのスキルだ”とも”君のキャリアはこれだよ”とも言われたことはなかったのに、
今頃になって急にそんなこと言われたって困っちゃうよ」
というのが本音でしょう。
言い方や態度はそれぞれですが、ほとんど異口同音にそうこぼす傾向があります。
でも、そういう方たちは、こうも言います。
「仕事はやってきましたよ。どれだけやれるかって言ったら、そのへんの若い連中には全然負けてやしないし、自信もある。
でもこの会社のこの部署では仕事ができても、他の会社で環境が変わっちゃったら、ちょっと自信はないかもしれないな……」
といくじのないことを口にします。
もっと遠慮がちな言い方をする方は、
「仕事はできるかできないかといえば、できる。どんどん際限なく出てくる仕事をかたっぱしからやっつけてはいるけど、
それは決められたとおりのことを決まったようにやれるだけで、なにも自分で仕事の仕組みをつくったわけでもないし……。
これじゃあとてもキャリアだスキルだとは言いようがないですよ」
とも。
はたしてホントにそういうことなんでしょうか?
・ちゃんと決められたことを決められた目的に合わせてフィニッシュさせることができる!
・しかも毎日繰り返し繰り返しその目的を達成ロし続けることができる!
・それだけでなく、仕事に関するさまざまなオーダーを、次々と処理していくことができる!
・おまけに遂行レベルはそのへんの若輩者にはまったく劣らないだけの自負がある!
ものすごくすばらしいことです。これをキャリア、スキルと言わずしてどうしましょう。
間違いなくキャリアやスキルと呼べるものです。
もっと厳密に言えば、そう呼ぶに相応しい内容を含んだダイヤの原石です。
原石の状態でも、プロが目利きをすれば、きちんと高い価値を認められる
日定常業務の正規処理能力が高いととらえることができるものですが、
一般の人にはわかってもらえないでいる状態にあるだけです。
一般の人にパッと見でわかってもらえないとしても、価値そのものは高いのですから、あとは原石の状態のキャリアやスキルを光り輝かせるために、若干の工夫や技術を要するだけです。
あたかも宝石の原石というものが、適切にカットをされ、研磨加工を施したうえで、素材や輝きに合わせた、しかも流行もしっかり取り入れた、おしゃれなデザインの基台に、留め金で固定されてショーウインドウに並んでから、一般人に本当の価値が認められるようなものです。
あなたのキャリアやスキルという価値は、もちろんキャリアカウンセリングのプロなら、原石の段階でしっかり価値を見抜くことが可能です。
そして素敵な仕上げをしてショーウィンドウでライトアップもしてくれるはずです。
しかし、そういうプロがあなたの回りにいなくても心配ありません。
みんな一人ででもできることです。
ある程度以上(通常20年、場合によっては用年以上あれば十分です)のなんらかの職業履歴を有する人で、キャリアやスキルを見つけられなかった人は一人もいません。
ただそれを、きちんと仕上げて、他の人から「いいなぁ」「キレイだなぁ」と価値を認めてもらえるようにするには、
前述のように、若干の加工技術が出来栄えを左右します。
このカテゴリーでは、キャリアやスキルと言われるものがどのように構成され、仕上げられるのか、
自分自身の力で進めていこうとするときに必要な考え方や技術をお伝えします。
概要を言いますと、
キャリアやスキルと呼ばれるモノ
再就職活動のいろいろな場面ごとに、キャリアやスキルがどのように利用されるか、整備しておくことがどういうふうに役に立つのかを理解します。
再就職を果たした後にも、キャリアやスキルを軸として充実した職業生活を送っていくために、わかっているようでわかりにくいキャリアやスキルという概念を知ります。
・仕事検索をする場面では資格要件として手がかりに使うとき
・応募時の採否決定項目としてどんな目で見られるのか
・勤務を開始してから評価をするうえでの要素としての捉え方
をそれぞれ見ていきます。
「キャリア」を創るのは職務内容から
は、今、一番頭を悩ませているであろうキャリアに関して、
はたしてどうしたら再就職活動に役立つキャリアを創り出せるのだろうか、
を知る必要があります。
できるだけ簡単な、かつ効果的なキャリアやスキルの創り方の方法論が用意されています。
どんなテクニックで自分のこれまでの会社人生の経歴や履歴の中から抽出し、また適正で魅力的な用語、評価されやすく受け入れられやすい字句、文言に変換するのかを学びます。
「スキル」を創るための能力や資格その他
自分のキャリアを魅力的に作り出せたら、同様にスキルも有効な方法論にもとづいてひねり出す必要があります。
これも抽出のネタ元、やり方はキャリア同様に職業上の経歴履歴からですが、作り出した後、闇雲に並べるのではなく、
キャリアにマッチしたスキルを正しく構成し、内容を伝えるようにするノウハウがあることを知ります。
言葉にすると大変難解なものに思えるでしょう。
ややこしそうだなあ、とか、面倒くさそうだ、とか、とても自分にはできっこないよ、と。
確かに、実に多くの再就職希望の方々が、コンサルタントから一番初めに説明を受けたときなどにはそう思ってしまうようですが、結果的にはちゃんと出来上がるものです。
さらに言えば、なにもこの段階で100%完全なものを作り上げる必要はないのです。
ちょっとした考え方の転換と工夫と、やり続ける機会さえあれば、みるみるキャリアやスキルが完成していきます。
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