「スキル」を創るための能力や資格その他
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以前の話で魅力的なストーリーとしてのキャリアを完成させる手法を知ることができました。
魅力的なキャリアシートの用意が進んだということは、能動的に、意欲的に自分の過去の職業の履歴を捉えて、魅力的な自分の言葉で語るという、転職志望者としての重要な第一歩を踏み出したということです。
主観的な視点に従って仕立て上げた、自らのキャリアというストーリーを、客観的に見ても、確かに魅力のあるものだと感じてもらうために証明する材料を加えていきます。
証明する補強材料とは、よくいうスキルです。
スキルの定義も多様な立場から見ることができるため、さまざまなものがあります。
キャリアという言葉にも、同様にさまざまな定義がありました。
当サイトでは、キャリアとは意味をもった職業・業務の異動経歴として捉えました。
それが再就職活動を始めるとき、進めている最中にも、再就職を果たしたあとにも有効で役立つ考え方だったからですが、同様にスキルという言葉も、「再就職活動に便利なように使う能力や資格免許、仕事の腕前を表すもの」として限定して捉えることとします。
そして再就職活動のためのツールとして、キャリアとスキルというセットを用意することにします。
キャリア&スキルとは、言い換えれば、
「自分の職業・業務の異動経歴や来歴を、聞く人に魅力や誘引を与えるようなストーリーとして構成し、
それが多くの補強材料で確実に証明され、納得してもらえるようになっているもの」
だということです。
スキルとキャリアの密接な関係
キャリアとスキルは密接な関係を持っています。
少なくとも再就職活動を進めていくときには、スキルは必ずキャリアを補強するための材料にします。
今までの業務経歴やそこから得られる仕事の遂行能力に対して、まったく意味のある補強ができないスキルは、これから進めていく活動では役に立たないものと割り切ります。
逆に、どうしてもこのスキル、たとえば特殊な資格を取得しているとか、なにか価値の高い団体やグループに所属して活動していた、という材料があって、
それを再就職活動に活かしていきたいと考えるのであれば、キャリアのほうを変更することすら考えてみることになります。
必ずキャリアとスキルはセットで補完しあうものにすることが有効な活動につながるのです。
もし、新たな材料を組み込んで新たに作り上げたキャリアが、今までよりも一層魅力的なものになったと感じることができればそれは成功です。
キャリアというストーリーは唯一無二の変化しないものではありませんから、新たな材料を得て改善できたのであれば、進化したのだと理解します。
新たなものを付加して作り直したストーリーがなんだか不自然だったり、どこかムリがあったり、いびつなものになってしまったとしたら、残念ながらそのスキルは没にすることになります。
大事な原則は、キャリアもスキルも共に自らの職業上の魅力を訴求するための材料となっていて、
補完する関係になっていながら、かつ出来上がったキャリアとスキルは、必ずスキルがキャリアに従っている関係になっているようにすることです。
いろいろなスキルとなりうるものを持っていると、逆になにを選ぶべきかという悩みもおきます。
そして悩んだ末に選び抜いたスキル候補を、表現するときにはシンプルに考えます。
あくまでもスキルはキャリアが伝えようとするストーリーについて具体的なスペックをあげることで証明しさえすればよいのです。
ですからストレートにシンプルに作ってしまうことです。
あまりに多様にごてごてと飾り立てれば、本質を見にくくしかねません。
それだけでなく、情報量の過多は、読み手に雑音を与えるだけで、
読みにくいなわかりにくいな→キャリアやスキルが求めるものに合ってないんだな→キャリアやスキルが水準に達していないのだろう……。
などと判断されかねません。
やはり、自分のキャリアを売り込むときに直接役立つスキルに絞って記載し、シンプル・イズ・ベストであると再認識しましょう。
また、キャリアを補完してより強化しようと考えるあまり、あのスキルもこのスキルも、こんな資格もこの能力もアピールしたいとか、是非こういう免許もあることを盛り込みたい、と欲張ってしまうと、
できあがった書面は読んでみても結局なにを表したいのか理解できないものになってしまうことも往々にしてあります。
どういう資格や免許や能力を残し、または残さないかを判断するには、自分がそのスキルを保有することによる評価で、当該応募先から認められたいと考えるか否かで考えるようにします。
世間的な価値の高さ低さで判断せず、応募先のポジションや業務スペックから想像して決め、狙いに沿った構成を旨として、ヌエ化を避けるようにしてください。
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