固定観念や偏見を捨て去る
1章 未経験者ステップアップ成功の方法―ヘッドハンターだけが知っている転職の秘策(「未経験者」なんて存在しない/応募資格「経験3年」は未経験OKのサイン ほか)/2章 キャリアに負けない能力を知る―企業が評価し欲しがる人材の中身(求人のある資格、努力とお金が無駄になる資格/職種チェンジには“適齢期”がある ほか)/3章 自分の可能性をアピールする方法―能力だけでは難関を突破できない(採用現場から導き出したアピールのコツ/欲しい人には採用担当者からウラ情報が流れる ほか)/4章 ドラマチックなビジネスライフのすすめ―成功するキャリア地図の描き方(「好きな仕事」を面白くて稼げる仕事にするには/営業・マーケティング系キャリア地図―外資系で“最先端”を学べ ほか)
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「中小企業や外資系企業は不安定だ、給与はこのくらいほしい、役職は管理職でなければ等々、まだ固定観念から脱しきれず、見栄を気にする人がいる」
人材会社のコンサルタントの嘆きだが、実際リストラ時代のこの期に及んでも、これまでの固定観念に縛られている人がいる。
こうした人はとくに一流大学を出て大企業に勤めている人に多いのだが、転職に当たっては何よりそうした固定観念や偏見を捨て去ることから始めたい。
すでに日本の企業社会は年功序列、終身雇用が崩れ、大企業とて安定しているとは限らない。
これは山一証券や北海道拓殖銀行の例を見れば明らかだ。
日立製作所、日産自動車、ダイエー、日本航空などの大企業にはリストラの嵐が吹き荒れており、人事担当者さえ明日は我が身という状況だ。
こうした環境の中では、会社選びに対して発想の転換を図ることを薦めたい。
「大企業=安定」という図式が崩れたということは、中堅・中小企業にもチャンスが出てきたことを意味する。
つまり、会社選びに対してはあらゆる可能性を考えて多角的にチェックしていくことが大切となる。
その場合、もっとも大切なのは、会社の側もあなたと同じように発想の転換をしているか、ということだ。
実はこれが大企業においては、まだまだ少ない。
リストラをすればそれで経営改革が実行できたと錯覚をしている企業が多い。
発想の転換をしている企業の特色としては、若手社員の登用、女性社員の活性化などのほか中高年(ベテラン)社員の活用をしている。
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