隠れた安定・成長企業を探す
日本型の雇用の特徴であった終身雇用制が崩壊した今、人生の中で退職や転職、失業生活を経験することも珍しいことではなくなってきています。
本書は、こういった人生の節目に関して、損をしない知識を身につけていただこうという目的で執筆。
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会社の基本的な条件として安定性と成長性がある。
安定的に成長しているなら申し分のない企業といえる。
現在の日本の企業の中で、こうしたことを自信を持っていえる企業は数少ないが、やはり一般に優良企業と言われているNTT、ソニー、キヤノン、トヨタ自動車、武田薬品工業、東京電力、セブンーイレブンなどの大企業は当てはまる。
中堅企業でも任天堂、ソフトバンク、村田製作所、浜松ホトニクス、マブチモーター、マツモトキヨシ、ドン・キホーテなどのほか武富士やアコムなどの消費者金融は低金利政策の恩恵をたっぷりと受けて資産が急増中だ。
転職をする場合、会社の安定性や成長性を見分けることは、基本的な戦略の一つである。
まず売上高や経常利益の推移を見るという方法があるが、この場合は純利益にも目を向けてほしい。
いくら売上高や経常利益が多くても純利益が赤字では、不安定な会社といえる。
また、これらの業績については2000年3月より会計制度が国際標準に変わるために、本体だけでなく子会社を含めた関連会社全体の連結決算でチェックすることが必要だ。
つまり、これまではリストラをした余剰人員を関連会社に移してお茶を濁していたのが、グループ連結決算ではそうはいかなくなるのである。
株式公開企業なら株価の推移も大切だ。
株価が低くてはとても安定しているとはいえない。
ただし、株価を見るときは同じ業界同士の会社と比較したほうがいい。
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