上司に辞表を提出するタイミング
日本型の雇用の特徴であった終身雇用制が崩壊した今、人生の中で退職や転職、失業生活を経験することも珍しいことではなくなってきています。
本書は、こういった人生の節目に関して、損をしない知識を身につけていただこうという目的で執筆。
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会社を辞めるときには、そのタイミングが肝心だ。
次の会社が決まっている場合や、まったく新たに転職先を探す場合などによって違いはあるが、1カ月前までには上司に伝えよう。
また、上司にどのように言い出すか、という問題がある。
これが案外難しく、つい言い出せなくて時間ばかりが浪費してしまうことになりかねない。
小さな度胸を出して、「午前中か昼休み時に、直属の上司に、直接会って口頭で伝えて、辞表を提出する」べきである。
まず、時間だが、これは上司のスケジュールも考えながらだが比較的暇なときで、機嫌のいい時間帯がいい。
朝は機嫌が悪いという場合が考えられるが、なるべく午前中か昼休み時に伝えるようにしたい。
これは、あなた自身がなるべく早めにすっきりするという効果もある。
伝える相手は直属の上司か人事担当の上司か、会社の都合により判断してほしい。
ただ、営業部なら営業部長に伝えるというのが一般的である。
直接会うのが嫌で電話や手紙で伝えるという人がいるが、これは良くない。
必ず直接会って口頭で「お話があるのですが、お時間を戴けないでしょうか……」と切り出すべきである。
こう言えば上司は、「お茶でも飲もうか」とか「じゃあ、会議室のほうで」などと受け答えをするであろう。
このご時世、上司も転職の相談かもしれないと思う。
詳しい内容については、そこでじっくりと話すことである。
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