退職・再就職・転職を契機に保険や年金についてよく考えておこう
日本型の雇用の特徴であった終身雇用制が崩壊した今、人生の中で退職や転職、失業生活を経験することも珍しいことではなくなってきています。
本書は、こういった人生の節目に関して、損をしない知識を身につけていただこうという目的で執筆。
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失業をすると保険や年金などに関心が向く。
この時期を利用してあなたもこれまで会社任せだった保険や年金について少し勉強をしてみるといい。
両者とも金融ビッグバンのもと規制緩和が進み、数多くの新商品が出ているが、「もうけよう」という考えではなかなかうまくはいかない。
保険について考えるなら、もともと保険とは加入者が相互に助け合う精神で誕生したものだ。
それが、バブル経済時期に高利回りをうたう変額保険などが出て利殖に走ってしまった。
変額保険がまさにバブルだったことは周知の通りだが、現在の保険も基本的には掛け捨てという考えで加入したはうがいい。
医療保険、がん保険、自動車保険、火災保険等々、保険会社は優位性をアピールするが保険でもうけようという考えは辞めたほうがいい。
年金に関しても厚生年金や企業年金の将来性に疑問符がもたれているために、信託銀行や保険会社が各種の年金商品を出してきている。
その中で注目されているのが確定拠出型年金という投資信託で運用する企業年金システム。
これは社員が自分の年金を自己の責任において管理・運営するもので、その判断がうまくいけば給付額が増加するというもの。
代表的なのが米国で人気の「401kプラン」で、日本でも二〇〇〇年秋には日本方式の新型年金が解禁される予定である。
保険と年金に関しても退職・転職などを契機によく点検してみることが肝要である。
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